2月22日、全国の母子シェアハウス事業者が名古屋に集結し、会議が開催されました。すべてのひとり親に安心安全の住まいを保証するために、出来ることがきっとある、そんな熱い思いをもった人たちが集まり、全国の事例を紹介しながら話し合いました。中心となったのは、リンクリンク代表の大津さんと神さんです。私もインターン生と共に参加しました。
大津さんと神さんとの出会いは、昨年の夏休みの議員インターンシップ活動から。この時期に学生さんを大津さんのシェアハウスに連れて行ったのがきっかけでした。詳細は私のホームページをご覧ください(子どもファーストの社会づくり、2018年8月30日)。この時の大津さんの言葉「すべての子どもの夢をかなえてあげたい」が印象に残っています。
最初に趣旨説明を一級建築士事務所秋山立花代表 秋山怜史氏が話され、次に日本学術振興会RPD研究員葛西リサさんの調査報告と続きました。その後、事業者のリレートーク、質疑、秋山氏のマザーポート報告、来賓の挨拶となりました。私も人づくり・福祉対策特別委員長として参加させていただき、挨拶しました。
挨拶の内容は「愛知県では平成31年度予算で、『すべての子どもが輝く未来の実現に向けて 子どもの貧困対策の推進に取り組みます』をテーマに、予算額65億4929万8千円を打ち出し、ひとり親家庭の生活支援や学習支援事業、子ども食堂支援などに取り組む」との内容を紹介しながら、議員としても幼稚園園長としても子どもたちをサポートしていくことを話しました。
大村知事もその後、来賓としてお越しいただき、貧困家庭や子どもたちの支援をしていくという力強いお言葉を会場の皆さんに伝えてみえました。マスコミ各社も入り、新聞やニュースで大きく取り上げられたのです。事業者らでつくる全国組織「母子居住支援機構」を今年度内に発作させ、組織として国や行政に支援を働きかけていく方針を固めました。